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時計仕掛けのロマック

横浜DeNAベイスターズ応援ブログ。外野席ではなく内野席から見るようなブログ。

【3月25日】西武戦・クラインはあえてチェンジアップを使わなかったのか

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今年の花粉は例年と比べて一段と多い気がする。喉も鼻も眼も花粉症に悩まされる私だが、アメリカからやってきたフィル・クラインにとっては私以上に苦しい3月を送っているかもしれない。シリアコ、ウィーランド、パットンと新外国人選手が結果を残しながらも「クラインの先発ローテーション入りは確実だろう」と首脳陣もファンも揺るぎない評価をしていた3月上旬。その評価は今、崩れかかっていると言ってもいいだろう。オープン戦4試合に登板して1勝2敗ながら防御率は6.88。昨年3Aで与四死球率2.1%を記録した制球力は鳴りを潜め、オープン戦におけるクライン四死球率は12.2%と壊滅的な数字に終わっている。常にランナーを背負った場面で投球するため、足でかき回されたり、暴投、ボークで更なるピンチを招く場面も目についた。慣れない日本式のマウンドで、ステップ位置を気にしながら投球する姿を見ると、201センチ116キロの大柄な身体は少し小さく感じてしまう。

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なかなか結果を残せない登板が続いているが、それでもラミレス監督は「先発ローテーション入りは変えるつもりはない」と明言している。他の先発候補である三嶋一輝、砂田毅樹、熊原健人らも結果を残せなかった、というやや寂しい事情もあるが、結果だけ見るとクラインに対するラミレス監督の評価は過大評価なのでは?と感じる人も多いはず。とはいえ、単なるリップサービスで無ければクラインの先発ローテーション入りを明言するだけの根拠はおそらくあるはず。3回2/3を投げ自責点5と、先発投手の役割を果たしたとはいえなかった3月25日の西武戦の投球を振り返ってみた。

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アメリカ時代も150キロ近いストレートと縦スライダーを軸にしていた投球スタイルで、カットボールシュート(ツーシーム系の球種でアメリカ時代はシンカーという分類になっていたが、Yahooの一球速報ではシュートとしてカウントされていた)といった球種も武器にしていた。ストレートに関しては、この日もゴロを4つ奪うなど威力充分だったが、決め球であるスライダーに精度を欠いていた。

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投球コースに関してはやや不正確な部分もあるが、25日の登板は変化球でストライクを獲ることに苦戦していたことがわかる。決め球であるスライダーは外中心に配球され、シュート、カットボールといった球種も内角攻めに関してはやや積極性を欠いていたようである。次回登板では、内角に対していかに投げ込めるかが鍵になっていきそうだ。

だが、クラインの投球をYahooの一球速報で振り返って一番感じたことは、「チェンジアップを意図的に使っていなかったのではないか」ということである。アメリカ時代は基本的にストレートとスライダーを軸に投球していたクラインだったが、ここ1,2年はチェンジアップも決め球として使用していた。最も、メジャーで登板した際はスライダーほど威力は無かったようだが、ゴロを打たせる球種としても有効だったはずである。この日の登板では、左打者の秋山翔吾田代将太郎に対して1球ずつしか使用していなかった。チェンジアップをあえて使わなかったのか、それともランナーを気にして使う場面が無かったのか興味深い所である。

結果論になるが、先制点を許した4回の木村文紀、続く山川穂高の場面ならチェンジアップでタイミングをずらすのも一つの手だったはず。それでも戸柱はあえてストレートとスライダーで組み立てていたので、公式戦になれば配球の組み立て方も大きく変わりそうな気がした。試合後、本人も「投げ急いでしまった」と反省の言葉を口にしていたが、ぶっつけ本番の公式戦登板で好投する可能性は充分ありそうだ。順当に行けば神宮球場でのヤクルト戦での先発登板が濃厚だが、どんな初登板になるのか少し期待してみたい。

余談だが、ブログタイトルを「時計仕掛けのロマック」と変え、デザインも色々変えてみたが、デザインを変えてからベイスターズの連敗が止まらなくなってしまった。言葉の響きだけで考えた新しいブログタイトルだが、このまま連敗が止まらないとなんだか不吉で仕方がない。本日先発予定の今永昇太オープン戦最後の試合を白星で締めてほしいところである。

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