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時計仕掛けのロマック

横浜DeNAベイスターズ応援ブログ。外野席ではなく内野席から見るようなブログ。

ベイスターズファンなら覚えておきたいセンバツ注目選手

ベイスターズ ドラフト

侍ジャパンベイスターズオープン戦も今が一番面白い時だが、NHKの野球中継を一日中見る季節が今年もやってきた。選抜高校野球大会は3月19日から開幕する。今年は早稲田実業・清宮幸太郎が2年ぶりに甲子園に帰ってくるとあって、例年にも増して注目度の高い大会になっている。早稲田実業の初戦の相手は明徳義塾。かつて松井秀喜を5打席敬遠し、高校野球らしからぬ非情采配に物議を醸した馬淵監督率いる明徳義塾が新たな怪物清宮相手にどう勝負を挑むのか。話題性充分の試合になりそうだが、よりによって早稲田実業明徳義塾の試合が行われるのが3月23日。前日に行われる準決勝を侍ジャパンが勝ち抜けば、同じ時間にドジャースタジアムで決勝戦を戦う侍ジャパンの姿を見ることになる。イニング間にNHKテレビ朝日を行ったり来たりする野球ファン続出の一日になりそうだ。

清宮以外にも、将来性豊かな長距離砲の活躍が注目されている。履正社・安田尚憲若林将平のクリーンナップは共にドラフト上位候補。高校生とは思えない打球の力強さが魅力で、甲子園でもその打棒に注目が集まっている。この二人も180cm以上ある立派な体格の長距離砲なのだが、日大三・金成麗生は193cm101kgと高校生とは思えない体格のスラッガーである。背筋力は300kgを超え、対外試合で130mの飛距離を放ったホームランを打ったこともある。打球の飛距離だけで言えばプロでも上位クラスと言ってもいいだろう。アメリカ人とのハーフであり、すでに「和製ディカプリオ」としてメデイアでも注目されているだけに、プロ入りしたら人気を博するのは間違い無さそうだ。一方、盛岡大付属には身長165cmのスラッガーがいる。右の外野手・植田拓は小柄ながら生粋の飛ばし屋で高校通算36本塁打を記録。センバツで名を売る活躍を見せられるか。

投手に関しては、昨年の藤平尚真寺島成輝のような現時点でドラフト1位の有力候補と言えるような選手はまだ出てきていない。今大会のナンバーワン投手は東海大望洋・金久保優斗だろうか。MAX147キロのストレートを軸に秋大会では7連続完投を成し遂げ、東海大望洋センバツ出場切符をもたらした右腕である。冬の地道なトレーニングを経てどこまで球速が伸びているか注目だ。打線に注目が集まる履正社はMAX145キロを計測した右の本格派投手・竹田祐がエースであり、新二年生の根尾昴に注目が集まる大阪桐蔭のエース・徳山壮磨、昨年センバツ8強を成し遂げた滋賀学園のエース・神村月光、左投手ではナンバーワンの評価が高い日大三・桜井周斗もプロ注目の選手である。今年の高校野球は清宮に代表されるように打者豊作と言われている一方で、投手は不作の年という評価をよく耳にする。センバツで一気に名を挙げる投手が何人誕生するか。今年は特に投手に注目してセンバツ野球を楽しみたい。

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さて、これからが本題である。昨年、細川成也、松尾大河、京山将弥と高校生を3名指名したベイスターズ。今年も何名かは高校生を指名するだろうが、上記の年齢別ポジションの一覧表を見ると、ドラフトの補強ポイントが少しづつ見えてくる。

①4年連続で高卒投手を指名しているが、先発型の左投手は砂田以降指名していない。

②高卒捕手は亀井以降指名していない。(網谷は今年から内野起用がメイン)

③網谷、山本武、細川、青柳と右の長距離砲候補は揃ってきている。

④二遊間を守れる選手がやや手薄で、足の使える選手が不足気味。

①に関しては、砂田毅樹も救援起用になりそうなので、今年は高卒の左投手を1名確保しておきたいところだ。今永昇太、石田健大、濱口遥大と1軍は左の先発投手が豊富になってきたが、飯塚悟史綾部翔のように2軍でローテーションを守れる高卒の左投手が欲しい。昨年もスポーツ紙によってはドラフト当日まで「DeNAはドラフト1位で寺島成輝を指名予定」と報じる記事があったほど寺島の実力を評価しており、寺島のようなストレートにキレがある投手を好む傾向があるかもしれない。

②もドラフトの注目ポイントで、週末から1軍に合流する戸柱恭孝の他にも、高城俊人、嶺井博希、黒羽根利規がいるため、即戦力捕手の獲得はそれほど重要では無くなった。どちらかというと高卒の捕手を指名し、2軍でじっくり経験を積ませることが必要になってきたのではないか。理想は日ハム・清水優心、オリックス・若月健矢のような起用法である。彼らも高校日本代表メンバーだったので、育てがいのある捕手を指名したいところだ。

筒香嘉智がいずれメジャーリーグに挑戦する、というのを考慮してか、最近のドラフトではポスト筒香を意識した選手の獲得が続いた。その結果、網谷圭将、細川成也という将来性豊かなスラッガー候補を育成できるようになり、青柳昴樹、山本武白志、松尾大河ら積極的に使っていきたい選手も増えた。そのため、今年のドラフトの目玉である清宮や龍谷大平安・岡田悠希星稜・寺西建、先程名前を挙げた安田、若林、金成といったスラッガー候補の獲得優先度は下がった気がする。次世代の主軸候補が欲しい巨人、阪神、ヤクルト、日ハム、ロッテ、楽天、西武あたりは彼らがドラフトの中心になってきそうだが、ベイスターズとしてはドラフト中位まで残っていたから指名する、といったスタンスになりそうだ。

④は昨年松尾を指名したが、内野の層を厚くするためにはさらに足の速い選手が欲しいところである。走力を期待されている百瀬大騎は毎年2軍の試合出場が多くなり、昨年は10盗塁を決めるなど成長は見せているが、打率は.177、失策数15で盗塁成功率も62.5%と厳しい成績に終わった。タイプ的には内村賢介のような小技に特化しているタイプというよりは、将来的にはトリプルスリーを目指していけるような身体能力の高い選手がベイスターズスカウト好みのような気がする。

以上の点を踏まえ、今年のドラフトでベイスターズが指名しそうなセンバツ出場選手をピックアップしてみた。

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【静岡・池谷蒼大(静岡)】

3月23日(木)第三試合・不来方(岩手)

175cm75kgの左投手で、最速144キロのストレートとスライダー、チェンジアップが武器の投手である。今大会屈指の左投手と呼声高く、東海大会4試合のうち3試合を完投勝利している。コントロールの精度も荒削りで、まだフォームは固まっていない印象もあるが、冬の期間中に体幹をしっかり鍛えていればセンバツでブレイクする可能性がある。日大三・桜井周斗もドラフト候補の左腕なのだが、日大三は比較的プロ志望届を提出する投手が少ない傾向にあるため、今回は池谷をピックアップしてみた。左投手では、三浦大輔の母校でもある高田商のエース・古川響輝秀岳館の左の2枚看板・川端健斗、田浦文丸の直接対決も3月22日の第二試合に行われるので注目しておきたい。

池谷 蒼大(静岡) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム 【静岡版】

前橋育英・丸山和郁(群馬)】

3月20日(月)第三試合・中村(高知)

西武・高橋光成を擁して夏の甲子園を沸かせた前橋育英の左投手だが、今年のチームには右の吉沢悠、皆川喬涼、左の丸山とストレートが140キロを越す投手が3人いる。加えて192センチの根岸崇裕も実績が少ないながらMAX138キロを計測し、投手陣の層は全国的にもかなりレベルが高い。丸山はどちらかというとリリーフ起用が多いようだが、身体能力が高く外野手としても出場している。ベイスターズ的には池谷のような先発タイプの方が補強ポイントに合うが、ストレート主体に切れのあるスライダー、チェンジアップを投げ込む投球スタイルは砂田毅樹のイメージに近く、こちらもセンバツで一気にブレイクしそうな気配がある。時折スローボールも投げ込むようなので、流れを変える投球にも注目である。

丸山 和郁(前橋育英) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム 【群馬版】

【熊本工・山口翔(熊本)】

3月19日(日)第三試合・智辯学園(奈良)

今大会最速投手であり、荒れ球気味のMAX149キロのストレートが武器の右投手である。名前も特徴も、山口俊の後継者といってもいいような投手だが、182cm72kgという体格はどちらかというと綾部翔京山将弥に近い。ベイスターズのスカウトの傾向として、右投手は①投球フォームが綺麗②身長180cm以上の投手③ストレートが速い投手を好むところがある。綾部や京山も傾向に当てはまる選手だが、阪神・望月惇志、巨人・与那原大剛もドラフト前は相当実力を評価していた記憶がある。こういったタイプに当てはまる投手が山口であり、癖のないフォームから力強いストレートを投げ込む姿はベイスターズスカウト好みではないかと思う。初戦の相手は昨年の選抜王者・智辯学園で、福元悠真、太田英毅らドラフト候補相手にどのような投球を見せるか期待したい。

山口 翔(熊本工) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム 【熊本版】

福岡大大濠・古賀悠斗(福岡)】

3月21日(火)第一試合・創志学園(岡山)

福岡大大濠のエース・三浦銀二を引っ張る正捕手である。一年生の時からレギュラーを獲得したが、ポジションは三塁手。その後遊撃手に転向していたが、強肩を買われ2年生の秋から捕手に転向した。佐野恵太も高校時代同じ道を歩んでいたが、遊撃手など内野手を経験してから捕手になるとフットワークも軽いため、送球も安定するようである。捕手としての評価はまだこれからという感じだが、打力に関しては折り紙付きで、高校通算本塁打は42本を記録。エース三浦、4番東玲央らとともに神宮大会4強入りを成し遂げる原動力となった。捕手ではセンバツに出場していないが、九州学院・村上宗隆横浜・福永奨も評価が高い。ベイスターズ的には横浜市出身で横浜高校に入学した福永の指名が理想かもしれないが、この3人の誰かはドラフトで指名したい所である。どうしても名前が気になるエース・三浦銀二も横浜のユニフォームが似合いそうなので、バッテリーで指名できたら大きな話題になりそうだ。

古賀 悠斗(福岡大大濠) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム 【福岡版】

宇部鴻城・嶋谷将平(山口)】

3月24日(金)第一試合・大阪桐蔭(大阪)

いきなり優勝候補・大阪桐蔭に激突した宇部鴻城だが、左のエース・早稲田玲生は140キロ近いストレートが武器の好投手で、打力が注目されている嶋谷が打線の中軸を担うため、名門相手にも簡単には屈しない強さを持っている。嶋谷がすでにドラフト上位候補と言われる最大の理由は遊撃手として安定した守備を持っているからだろう。嶋谷を実際に球場で見ている人は「スローイングの安定感」に高い評価を与えている。加えて打撃力も高く、松尾大河の対抗馬が欲しいベイスターズとしては嶋谷は補強ポイントに合う存在だろう。今年は遊撃手の逸材があまり多くないため、嶋谷や仙台育英・西巻賢二あたりはスカウトも注目しているかもしれない。

嶋谷 将平(宇部鴻城) | 選手名鑑 | 高校野球ドットコム 【山口版】

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